欲がない人は小さな嘘を繰り返す?欲がないことはダメなのか?

「相変わらず欲がないね」と、古い友達に言われました。そして前からも今も、わたしは小さな嘘を繰り返す嘘つきです。

このふたつの性格、実は密接に関わっていることに気が付きました。

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欲がない=自分がないとは

今何が欲しいですか?

すぐに答えられますか?

答えられなかった人は、自分自身のことを理解できていないかもしれません。

欲しいものがない

欲しいものがないというと、よく言えば悟りを開いたように聞こえます。
しかし、一般的な人間の欲がない状態は、危険信号が灯っていると考えるべきでしょう。

まず、何に対しても興味が薄れ欲が無くなる状態は、うつの症状のひとつです。

次に、自分自身を抑えすぎて「何が欲しいのかを理解していない」という状態かもしれません。

自分を犠牲にして問題を解決する

自分がない人は、問題が発生したときに自分が身を引くことで問題を解決しようとしがちです。

たとえば、4人で食事していて料理が3切れ出て来た時。
取り合い(譲り合い)になることを避けるため「あ、わたしコレ嫌いだから」と適当な嘘を言って、譲ってしまっていませんか?

こういう考え方をする人は、自分の身を削ることで問題を解決しようとするので、うつになりやすいそうです。

無欲=謙虚でいることは望ましいのか?

日本では謙虚でいることを望まれる社会だと言われていますが、本当にそうなのでしょうか?

わたしはそうは思いません。
直接的に言葉で要望を言う代わりに、態度など非言語的な文脈の中で上手に意志を示すことが望まれているのではないでしょうか。
そこで上手に意思表示を出来る人が「空気が読める人」なのでしょう。

自分がないから嘘をつく

嘘は例えば、相手を騙したり、見栄でついたりするものですよね。

どちらのケースも「陥れたい」とか「よく思われたい」という思い(欲)があって、嘘をついています。

ではなぜ、欲がないのに嘘をついてしまうのでしょうか?

相手に合わせた発言をする

原因の一つに、相手に合わせすぎることが挙げられると考えています。

これはわたしの実情ですが、欲がない故に会話や議論で主張したい内容がないことも多いです。
そんなとき、「相手が何を言って欲しいか」を考えて、それに合わせて話をしてしまいます。

例えば、上司からある指示について急いで説明されたことに対し「わかりました」と返事をしますよね。
わたしの場合、その返事の根拠はわたし自身が内容を把握したかではなく、上司が急いでいる、早く解放した方が良いだろう、ということを考えた結果なのです。

当然、指示内容をわかっていないことを自覚したうえで、「わかりました」と嘘をついてしまっているんですね。

こういった振舞いをしてしまう人、意外といらっしゃるのではないでしょうか。

主張が一貫しない

自分がないと、主張が一貫しません。

その場に応じて、そのときは一生懸命考えて心からそう思うことを発言しているのですが、発言の根拠が相手にあるため、場面が変わるとまったく逆のことを言ったりします。

そんなことを繰り返していると、「あいつは適当な奴だ」となって信頼を失ってしまいます。

欲がないとダメな理由

最初に書いたように、悟りを開いた修行僧ならば別かもしれませんが、一般人がこの社会を生き抜くためには欲はあった方が良いと考えます。

他人に避けられる

自分がなく、主張がないと、相手には「何考えているか判らないやつだな」と思われます。

人は「何かよくわからないもの」を恐れるのだそうです。
UFOや幽霊などよくわからないものって、興味がある人も居るかもしれませんが、気持ち悪いし怖いですよね。

人に対しても同じで、何を考えているか判らないと気持ち悪いし、「こいつと付き合わなくてもいいや」と避けられてしまうのではないでしょうか。

自分のことを理解できていない

冒頭にも書いたことですが、「欲がない」ことは「自分のことを判っていない」可能性が高いです。
もしかすると、潜在的には「こうしたい」と思っているのにそれを自分で無視してしまっているかもしれません。

どうすれば欲を取り戻せるか

まずは、自分の欲望に気付いてあげることが大切ではないでしょうか。

「今日のわたしは何を食べたい?」と問うてあげることで、「パスタ」なのか「鍋」なのか「マクドナルド」なのか答えられるかもしれません。
まず欲望の存在に気が付き忠実になることが、自分の欲すなわち自分自身を理解してあげる第一歩なのだと思います。