うつ病が診断できる?光トポグラフィー検査は何が判るの?

うつ病の診断の保険適応が始まって数年の光トポグラフィー検査。
私は2015年夏に自費診療で受けました。気にはなっているけど詳しくは知らない、という方も多いのではないでしょうか。
まとめてみました。

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どんな検査なのか

光トポグラフィー検査は、脳の血流量を計測し、その結果のグラフの形によって、健康・うつ病・双極性障害(躁うつ病)・統合失調症かの診断材料に使われます。

検査方法は、被検者はヘッドギアをつけて画面の前に座ります。
動かないように言われて、誰にでもできる簡単な問題に答えます。

時間は準備も含めて15分も掛からなかったように思います。「これだけ?!」と思いました。
痛くも痒くもなく、じっとしているだけでしたが、数分間頭を動かさずにじっとしているのが私には難しく、僅かに動かしてしまったようで何度かやり直しになりました。

あくまでも医師の診断の補助材料

気をつけなければならないのは、光トポグラフィー検査はあくまでも「補助材料」であり、医者の問診と併せて症状を診断される、と考えた方が良いことです。

私の検査が僅かな動きでやり直しになった様に、周囲に影響され得るものなのかもしれません。
ですので、光トポグラフィー検査だけを鵜呑みにするのは確かに難しいのかな、と受けた者として感想を持っています。

脳の血流量って?

冒頭に脳の血流量を計測する、と書きましたが、もう少し詳しく説明しますね。

光トポグラフィー検査では、人体に無害な近赤外線で脳の血流を計測します。

問題を解こうとすると脳が活動するのですが、そのとき酸素を消費します。

その不足した酸素を補おうとして、予備の分も含めた多めの新鮮な血液が流れるのだそうです。
つまり、血液量が「脳がいかに活発に動いているか」を示す数値になるんですね。

光トポグラフィー検査を受けたい方へ

うつ病など「心の病」で悩んでいる方の多くは、「本当に私はうつ病なの?」という疑問も持っていらっしゃるのではないでしょうか?

高血圧や糖尿病と違って、明確な数値で判断される病気ではありません。
診断の補助であっても、客観的な結果が出る検査なので、悩んでいる方にはとても有意義な検査だと思います。

わたしも何か藁にでもすがる思いで、光トポグラフィー検査を見つけて受けに行きました。
受けて良かったと思っています。

デメリットは検査機関が少ないこと

光トポグラフィー検査を出来る機関はまだ少ないです。

2014年4月から精神科で保険適応にはなっているものの、保険内で検査できる医療機関はさらに一部に限られるようです。

患者側も、「受けたい」と言えば受けられるわけではなく、治療の経緯も関係するようですので、興味があるときには今かかっている主治医に相談してみることをお勧めします。

参考文献